中央パークアベニュー
こんにちは、渚です。
今回は先日散歩したパークアベニュー【通称アベニュー】(沖縄市中央)の事を書こうと思います。

アベニューは抜け道として使うことはあっても実際に車を降りて歩くことは少ない為、通りを歩くのは実に約15年ぶり。
以前訪れたのは中学入学前。
母と一緒に通学鞄を選びにアベニューへ行った時でした。その当時はまだ70年代の名残があり、日が暮れると所々にネオンが光り、お店の掲示板には女性の写真が張り出され、体格のいいアメリカ人をちらほら見かけたのを今でも覚えています。
母が学生の頃、遊びに行くといえばアベニューか、もしくは一番街(同じく沖縄市中央)だったそう。
あの日お散歩したのは夏の日の午前中。
時間が経つにつれて日差しが強くなっていく中、私たちは日陰を歩きながらかつて栄えていた街の面影を探しました。


ほんの15年前まではどこにでもあった電話BOX、最近ではあまり見かけません。
締め切るとすごく暑いBOX内は電話どころではありませんが、懐かしいボタンと受話器の重さは思わず誰かへ電話をかけてみたくなります。


通り沿いには植物が鉢植えされ、所々にブーゲンビリアが咲き誇り、朝の柔らかい光に照らされ綺麗でした。
アベニューには刺繍専門店がいくつかありますが今回はその中の一つ「TIGER EMB」さんへお邪魔しました。
壁一面に貼られたワッペンの並びについてお店の方へお話を伺うと、米軍の各チームや陸海空軍ごとに分けられ壁に貼られているそうで数えきれないほどのワッペンを眺めていると時間を忘れてしまいます。


ミシンの音と英語が飛び交い賑わう店内は、なんとなくお店の雰囲気に圧倒されていましたが店員さんが声を掛けてくださったので私たちは自分用のワッペンを選びお店を後にしました。

シャッター街と呼ばれるアベニューですが、その当時活躍していたであろう物がそのまま残されており、そこも魅力を感じる要素の一つ。大人になって歩いてみると『THE DEEPな街』という匂いがして楽しかったです。
【番外編】
〜パルミラ通り〜



一番街とアベニューを繋ぐようにあるパルミラ通り(沖縄市中央)には、思わず撮りたくなるかわいい壁画や自撮りしたくなるようなガラスがありました。
(中に人がいたら恥ずかしいねーなんて話しながら撮ってた私たち)
まだまだDEEPな沖縄市、シリーズ化できそうです。
Photo by @yagisun912
撮影カメラ
・CONTAX S2b
・Canon Autoboy Prisma (ワッペン写真のみ)